TECHNOLOGY
2024.10.07
今回は、海外(アジア)のホールマークについてご紹介いたします。
アジアエリアの金製品にもホールマークが刻印されています。国によってその表記はさまざまです。
~中国~
中国のホールマークは「~足金」という表記が用いられています。
【刻印】 【純度】
足金(そくきん) K20相当
千足金(せんそくきん) K22相当
万足金(まんたるきん) K24相当
※ただし上記の表記方法は含有量が曖昧で、純度も明確でないこともあるようです。
中国や東南アジアでは支那(しな)金という種類の金が流通しており、一般的な金製品と比較してレモン色に近いのが特徴です。
~台湾~
台湾のホールマークは中国と同じ「~足金」という表記、または「純度を表す数字+重量」という表記が用いられています。
(例)「999.9 100g」は【100gの純金】という意味です。
~タイ~
タイのホールマークは「数字+K」という表記が用いられています。
またK22以上の金には「振和興」や「和成興」などの刻印が施されています。
タイではK23(23金・純度96.5%)が好まれ、市場に流通している金製品の大半にK23が使用されているようです。
次回は、海外(ヨーロッパ)のホールマークについてご紹介いたします。
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