TECHNOLOGY
2024.05.27
「テーキンVS刻印機!」の第3回は、「テーキンと刻印機の比較」についてご紹介します。
前回まで、テーキン(手動)と刻印機(自動式/レーザー・ドット)についてご紹介してまいりました。
これらの刻印方法にはそれぞれ特性があり、活用場面も異なります。
今回は、テーキンと刻印機の違いや活用場面を比較し、どちらが御社の刻印ニーズに合うかを一緒に探っていきましょう!
テーキン(手動)の特徴と活用場面
【特徴】
- テーキン(工具)をハンマーで叩いて刻印するため対象物に深く彫り込まれ、半永久的な刻印が可能
‐ イニシャルコストが安価で導入しやすく、電気不要のため環境に優しい
- 手作業で刻印するため手間と時間を要し、刻印の品質は作業者の経験や技量に左右される
【活用場面】
‐ 刻印内容が少ない場合
- 生産数が少ない場合
- 手打刻印で独自性や希少性を表現したい製品の場合
‐ 刻印作業にかけられる十分な時間があり、打ち間違いやケガなく刻印ができる担当者がいる場合
刻印機(自動式)の特徴と活用場面
【特徴】
‐ レーザー刻印は速高&高精度で美しい刻印が、ドット刻印は彫りが深く消えない刻印が可能
- 自動化により打ち間違いやケガなく、誰でも安定した品質で効率的な刻印ができる
‐ 自動化による省人化・省力化の実現で、生産性・品質の向上や人手不足の解消に寄与
【活用場面】
‐ 刻印内容が多い、二次元コードを刻印したい場合
‐ 生産数が多い場合
- 短時間でミスなく、効率的な刻印をしたい場合
御社の刻印ニーズに合う刻印方法は、手動・自動式のどちらでしたか?
さまざまな業界でトレーサビリティのための刻印が不可欠となっています。
刻印の目的や対象物の材質、刻印の出来栄え、予算などにより刻印方法の選択が異なりますので、
刻印についてご検討の際には、各種刻印機メーカーに相談されることをおすすめします。
最終回は、「刻印機を選ぶべき理由」をご紹介します。
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