TECHNOLOGY
2024.10.28
今回は、海外(ヨーロッパ2)のホールマークについてご紹介いたします。
ヨーロッパでは、金製品への刻印が法律で義務付けられている国もあります。
~スイス~
スイスでは、18金には下記のようなモチーフが刻印されています。
・2000年以前:スイスの女神・ヘルヴェティアの横顔
・2000年以降:スイス原産の犬・セントバーナード
これらのモチーフの刻印とともに、CCM共通管理マークも施されています。
~ヨーロッパ圏~
ヨーロッパ圏では、1972年に貴金属製品を共通の刻印で運用するための制度「ホールマーク条約(ウィーン条約)」が締結され、
加盟国で製造された金製品への刻印が義務付けられています。(加盟は任意)
各国共通の基準でチェックされるため品質が保持されるこの刻印は、CCM共通管理マークと呼ばれるもので、
そのデザインは天秤の中央に、金の純度を示す1000分率の数字が刻印されています。
ホールマーク条約には、スイス、イギリス、オランダ、スウェーデン、ポルトガル、フィンランドなど、20か国が加盟しています。
10回にわたり、貴金属への刻印についてご紹介してまいりました。
刻印の読み方や意味について、少しでもご興味をお持ちいただければ幸いです。
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