TECHNOLOGY
2025.06.09
製造現場でよくある悩みの一つに、「金属にうまく印刷ができない」という問題があります。
インクがにじむ、すぐに剥がれる、摩耗で読めなくなる――そんな経験はありませんか?
特に、製品のロット番号や識別コードといった消えては困る情報は、印刷の不具合によって重大なトラブルに発展することもあります。
なぜ金属印刷はうまくいかないのか?
金属素材は、一般的な印刷にとって難しい対象です。
インクジェットや熱転写といった方法では、塗布面の素材特性や油分、熱処理の有無などによって密着性が不安定になりがちです。特に、加工後の油や熱、薬品処理などの影響で印刷がすぐに剥がれてしまうこともあります。
また、屋外保管や長期在庫の現場では、摩耗や紫外線によって印刷が劣化し、読み取れなくなるケースも珍しくありません。
解決策は「打刻式刻印」という選択肢
こうした印刷の不安定さに対して、物理的に金属を変形させて文字やコードを刻む「打刻式刻印」が有効な解決策になります。
打刻は、表面にインクを乗せるのではなく、直接金属を変形・変位させる方式のため、摩耗や薬品・熱にも強く、半永久的に情報が残るという特長があります。
トレーサビリティやロット管理のように、「確実に残すべき情報」に対して非常に適した方法です。
多様な現場で導入されています
弊社の打刻式刻印機は、自動車部品、金属加工、建材、工具、電子部品など、多様な業種の製造現場で採用されています。
導入事例は、以下のページからご覧いただけます。
👉 導入事例ページはこちら
印刷でお困りなら、まずはご相談を
「金属にうまく印刷できない」「印刷がすぐに消えて困っている」
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